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LastPassは、「デジタルライフを簡単に、安全に管理する」ことを目的としています。 その通り、私たちが試した数多くのパスワードマネージャーの中でも、最上級のソフトでした。強力なパスワードを作成して保存、共有でき、ログイン情報やフォーム、住所、決済情報の自動記入も可能です。さらに、すべての作業が大変簡単に行えるのも特徴で、どのデバイスからでもワンクリックでさまざまなプラットフォームにログインできます。LastPassは間違いなくパスワード管理ツールを代表するソフトに入りますが、あなたに合った製品なのでしょうか。世界中で2500万人に選ばれる理由を、このレビューでご確認いただけます。
👍 長所
- パスワードの強度とセキュリティスコアを表示してくれる
- ダークウェブ監視・警告機能
- メモを安全に保存、管理できる
- ワンクリックで自動記入ができ、より速いサインインとオンライン決済が可能
- 緊急アクセスとパスワード相続機能あり
- 幅広いプラットフォームとブラウザに対応
- アクセスできるデバイスの種類が無制限
- すべてのデバイス間で自動同期が可能
- 1 GB分の暗号化されたファイルストレージ
- 多要素認証あり
- ゼロ知識証明セキュリティモデル
- 軍事レベルの暗号化方式
- LastPass Authenticatorでさらにセキュリティ強化
- 内部プロセスは外部機関の監査済み
- EU一般データ保護規則(GDPR)に準拠
- 個人用、家庭用、ビジネス用のプランがある
- 初心者やITに詳しくないユーザーのためにガイダンスが用意されている
👎 短所
- ライブチャットサポートがない
- OCRスキャナーがない
- ユーザーインターフェースがやや古く見える
- 時々スムーズに動かない
- U2F対応なし
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LASTPASSの主要データ
一般情報
価格:3ドル~/月
返金保証:なし。ただし30日間のトライアル期間あり
デスクトップアプリ:Windows、macOS、Linux
モバイルアプリ:Android、iOS
ブラウザ拡張機能:Chrome、Firefox、Safari、Edge、Internet Explorer、Opera、Android用Lollipop、Windows RT、Windows Phone
同期できるデバイス数:無制限
主要な機能
パスワードストレージ:あり
パスワードジェネレーター:あり
パスワード復元:あり
自動保存と自動入力:あり
パスワードのインポートとエクスポート:あり
パスワードの安全な共有: あり
セキュリティ機能
多要素認証: あり
パスワード強度チェッカー:あり
データ侵害スキャナー:あり
外部機関による監査:あり
追加機能
安全なメモ保管:あり
クレジットカード情報保管:あり
OCRスキャナー:なし
緊急時アクセス:あり
Trusted contacts機能:あり
パスワードの相続:あり
カスタマーサポート
ライブチャット:なし
メールサポート:あり
電話サポート: ビジネス用プランのユーザーのみ利用可
チケットサポート:あり
ユーザーの声
「素晴らしい製品です。故人のデータ処理をする際、自分だけでなく、家族の時間をどれほど節約してくれたか。緊急アクセス機能があって本当によかったです。」
「Lastpassはどのサイトにログインする際も安心感を与えてくれます。Lastpassを使っていれば、ランダムに生成されて定期的に変更できるパスワードや多要素認証などでしっかり保護されているのがわかっているので、データ侵害の事件について耳にするたびに『自分に起こらなくてよかった』と思います。」
「LastPass Premiumを数年使っていますが、とても満足しています。さまざまなOSやブラウザ、モバイルデバイスでしっかり動きます。ユーザーインターフェースは綺麗というより実用的です。この点は他のソフトと比べると改善できる点だと思います。 ですがサービスは信頼できます。LastPassのおかげで、自分のデータを長い間安全に保つことができているんだと思います。二要素認証のオプションがたくさんあるのもありがたいです。」
主な機能について
信じがたいことですが、未だに多くの人がデフォルトのパスワードに「hello123」「123456」といった文字列を使っています。あなたもそうでしょうか?それは致し方ないことでもあると思います。Googleの調査によれば、平均的なアメリカ人はパスワードが必要なアカウントを27個持っているそうです。そうしたパスワードのうちのいくつかを数カ月ごとに変更しなければいけないとなると、とてもすべて覚えていられないですよね。LastPassを使えば、その手間はもう必要ありません。このソフトでは、以下の機能が利用できます。
追加機能
追加機能ももちろんあります。現代では、オンラインアカウントを安全に保つためには、パスワード管理だけでは不十分です。LastPassは、セキュリティ強化に役立つ以下の機能も備えています。
安全で信頼できるソフトかどうか
「デジタル貴重品」を確実に安全に保つために、LastPassでは軍事レベルの暗号化方式(256-bit AES)とTLSサーバ証明書を用いています。ゼロ知識証明モデルを活用しているため、ユーザーのデータをLastPassそのものからも保護します。つまり、LastPass側ですら、ユーザーの保存したデータを見ることはできないのです。
エンドツーエンド暗号化に加え、顔認証や指紋認証、Yubikeyなどのサードパーティー認証ツールなどの高度な多要素認証に対応しています。また、OC2コンプライアンスにも準拠しており、これは、外部の監査機関がLastPassの管理やプロセスをしっかりと監査していることを意味します。
対応しているプラットフォームと使いやすさ
LastPassの最初の設定は迅速かつ簡単に行えます。アプリやコンピューターを扱うのに慣れていない人にとっても、LastPassは最適なガイドを用意してくれています。新規ユーザーはソフトの使い方を説明する「ツアー」で、すべての機能や使い方、何ができるかを知ることができます。LastPassはChrome、Firefox、Safari、Opera、Microsoft Edgeで利用でき、Windows、Mac、Linux、Android、iOSなどのメジャーなプラットフォームに対応しています。
価格設定とプラン
LastPass Premiumはたった3ドル/月で、個人に合わせたメールサポートも含めたすべての機能を利用できます。1ドル追加すると家庭用プランが利用でき、1~6人のユーザーが使えるようになるほか、家庭用管理ダッシュボードや無制限の共有フォルダなどの限定機能も付いてきます。LastPassには返金保証が付かないことに注意しましょう。また、2つのプランのうち1つを30日間無料で試すことができます。
カスタマーサポート
残念ながら、カスタマーサポートはLastPassが大幅に改善しなければならない点です。パスワードマネージャーで綿密な技術サポートが必要になる可能性は低いものの、そうなった場合に、LastPassではリアルタイムのサポートは受けられません。電話やライブチャットでのサポートはありませんが、そもそもそうしたサポートオプションを持つパスワードマネージャーは稀です。まずはサポートページを確認するか、それで問題が解決しない場合はメールをサポートチームに送ることとなります。